オルニチンに副作用!?過剰摂取したらどうなるの?

オルニチンで肝臓をいたわったり、お酒好きな人が肝臓のサポート目的でサプリとして活用している人も多いのではないではないでしょうか?

別記事でご紹介済みですが『オルニチン1日の摂取量は400mg-1000mg』が目安となります。

そんなオルニチンには副作用や過剰摂取した場合はどうなるのでしょうか?

オルニチンの副作用

インターネット上やサプリに関する書籍などを確認しましたが、ほとんどの情報に副作用は無いとする情報しかありませんでした。
どうしてもインターネットでは良い情報の方が見つかりやすいですが、本当にオルニチンサプリに副作用は無いのでしょうか?

そこで、オルニチンの副作用に関する確度の高い情報を徹底的に調査してみました。

結論からお伝えすると、『オルニチンに重大な副作用』は報告されていません。ただいくつか注意点も確認できましたのでご紹介していきたいと思います。

まず最初は副作用がなかったという情報です。

・健常人においてオルニチン 1~7 g/日を摂取しても副作用がなかったことが報告されている。[引用:1]

1~7g=1000~7000mgです。gやmgではいまいち想像ができにくいかもしれませんが、オルニチン入りのサプリ1日分で多くとも1000mg程度です。

健康な成人男女16名(平均47.9±11.5歳)を対象としたオープン試験において,L-オルニチン2.4gを12週間摂取させたが副作用は認められていないという報告
[中略] また,肝機能が低下したヒトを対象とした臨床試験においても13年間の摂取によって副作用は報告されていない.[引用:2]

上記の資料からは比較的短期間(約90日)多量のオルニチン24000mgを摂取させた場合の副作用の確認や肝機能が低下した人に対する副作用の確認などが既にされていることがわかります。

また,健康アミノ酸として市販されているオルニチン (ornithine) も,経口投与でマウスのノンレム睡眠を増加させる(37).その効果は,睡眠改善サプリメントとして市販されているグリシン(glycine,商品名グリナ)よりも強力だが,服用後の比較的短い時間に限定され,用量を増加すると逆に睡眠を阻害する.[引用:3]

上記資料は、眠りに関する食品成分が紹介されていますが、オルニチンを多量に摂取した際の睡眠阻害が指摘されています。ただ、同資料中ではどの程度のオルニチンを摂取したら眠りが阻害されるのか不明でした。ただ適切な量であれば深い睡眠に役立つとしていおり、その効果は飲んだ後2時間程度で効果が切れてしまうとのことなので、もしオルニチンを摂取していて寝付きが悪くなったと感じた場合、1日分の用量をお昼と夜など2分割して飲むようにして変化を確認してみてください。

オルニチンの過剰摂取のリスク

・10 g 以上経口摂取した場合に、胃腸の不調 (腹痛、痙性胃痛、下痢) が起こることがあるとの報告があるが、オルニチンに特異的なものではなく、アルギニンなどのアミノ酸を一度に大量に摂取した場合にも起こりうるものと同程度と考えられる。[引用:4]

10g = 10,000mgですのでオルニチンサプリなどでもなかなか摂取できない分量です。一般的にオルニチン入りのサプリとして販売されている製品も1日分の用量は1000mg程度ですので、10倍以上摂取しなければ胃腸の不調や下痢などにはならないです。ただ、過剰にオルニチンを摂取していた人で思い当たるフシがあるのであれば分量を減らすなど対応をした方が良いでしょう。

プロテインなどには多量のアミノ酸が含まれていますので、オルニチンサプリと併用したりすると胃腸の不調は起こる可能性もありそうです。

健常な成人男女計 16 名(平均年齢:47.9±2.9 歳)を対象に、オルニチン塩酸塩錠 3.0 g/日(オルニチンとして 2.4 g/
日)を 3 か月間摂取させるオープン試験を実施した。なお、摂取前、摂取開始から 1、2、3 ヶ月後、摂取終了 1 ヶ月後に
理化学的検査、血液学的検査、血液生化学検査、血漿中オルニチン濃度の測定を実施した。また、オルニチン塩酸塩 1.0 g(オルニチンとして 0.8 g)を経口投与後の薬物動態学的パラメータと網膜電図を用いた網膜機能の変化を試験前後で比較した。その結果、被験食品の摂取により一過的に血漿中オルニチン濃度が上昇したが、試験期間中にオルニチンの蓄積は認められず、健常者の網膜機能への影響は見られなかった。また臨床上問題となる所見は認められず、被験食品に起因する有害事象も認められなかった 5)。[引用:5]

上記の情報からも多量のオルニチン(1日2400mg)を90日以上摂取した場合もリスクは少ないことがわかります。

一般的に販売されているオルニチンサプリは1日のオルニチン量が400-1000mg程度です。このくらいのオルニチン量であれば、過剰摂取になることは無さそうですし、副作用も出ないといって差し支えないでしょう。

オルニチンがかゆみや頭痛の原因に?

オルニチンの摂取でかゆみや頭痛が出たという口コミも確認できます。

飲んですぐ
全身かゆみが出てしまいました。1時間で治りましたが、、
ふた袋買った後で残念ですが、
私には合わなかったようです。
(因みにアレルギー体質ではありません。飲んで痒み出たのは初めて)[引用:6]

アレルギー反応あり
成分表に書いていない添加物でアレルギー反応が出ました。全身にかゆみが出て薬をやめてもしばらくかゆみ・湿疹が消えませんでした。[引用:7]

効果はわかりませんが、これを飲むと吐き気がしたり体調不良になり服用をやめました。
飲んだのは1日1錠、朝1回です。
3日位で気持ち悪くなり一時中断。他のせいかとも思い数日後に再開して、また2日すると吐き気がしました。
個人的に合わなかったのかもしれません。カプセルも大きいし頑健な健康な人用かと思いました。[引用:8]

下痢や軟便で何度もトイレに・・・
原因はこれでした!辞めたら治りました。
たかがサプリですが結構怖い事実感致しました![引用:9]

数百に及ぶオルニチンサプリのレビューを確認しましたが、多くの悪い口コミは胃腸の不調、次いで体のかゆみでした。ちなみにオルニチンサプリで二日酔いの頭痛が緩和されたというレビューはありましたが、副作用で頭痛になってしまったというレビューはありませんでした。

記事の前半でご紹介したように、オルニチンそのものに副作用は確認されていませんし、過剰摂取のリスクも低いとされています。
ただ、多くのサプリメントにはオルニチン以外の成分が含まれています。それは動物由来や植物由来のエキスなども含まれ、普段の食生活では出ないアレルギーなども出る可能性はゼロではありません。

使用するサプリを切り替えたらオルニチンの効果を実感した、かゆみなどが出なくくなったという口コミやレビューもたくさんあります。健康であってこそのサプリなので無理をしてまで飲むのは間違っていますが、場合によっては切り替えてみることも一手かもしれません。

[引用:1] / [引用:2] / [引用:3] / [引用:4] / [引用:5] / [引用:6] / [引用:7] / [引用:8] / [引用:9]